今回の記事では、私が実際に富士登山をしたときに利用した山小屋「蓬莱館」がすごく良かったので紹介したいと思います。
実は富士登山では、子供の高山病もあり、富士山の山頂まで登ることができませんでした。
それでも富士登山が良い思い出となっているのは、この宿に泊まれたおかげかな。とさえ思えるほど個人的にすごく満足度が高かったので、心の底からおすすめできます。
女性や子連れで富士登山の山小屋を検討してる
という方の参考になれば幸いです。
富士登山、女性で子連れが宿泊して満足度が高かった「蓬莱館」
富士登山で泊まって良かった!と思えた蓬莱館の良いところやアクセス方法を紹介していきます。
蓬莱館へのアクセス方法は?
蓬莱館は、標高3,150mに位置しています。五合目から富士山頂までのちょうど中間点の場所にあります。また、七合目からの岩場を登りきった場所にあります。–蓬莱館HPより
蓬莱館は八合目から数えて2つめにある山小屋です。
富士山の難所、七合目と八合目の岩場を登り切って、はあ疲れた!もう動けない。。とゆうところに丁度、ご褒美のように建っています。
私は富士吉田口の五合目から登ったのですが、五合目から山小屋までだいたい5時間くらいかかりました。
蓬莱館の女性に優しいポイント
山小屋と言えば、大部屋で雑魚寝!とゆうイメージがあったのですが、コロナ以降令和になってからは、個室・半個室を設けてリニューアルした山小屋は多いみたいです。
蓬莱館も、グループごとに仕切りやカーテンで区切ってくれて半個室のようなスペースで就寝できます。
富士登山中は体が疲れるのはもちろん、気が休まらないと余計に消耗してしまいそうです。なので山小屋でプライベートな空間が確保できたのは心が休まって大変ありがたかったです。
いちばん嬉しかったのは、寝袋が綺麗だったことですね。。
寝袋を使うときは、衛生上、不織布でできたケープを首回りに被ります。ケープがあるので寝袋が直接肌に触れないです。寝袋に肩まで首までしっかり入って寝ることができます。
蓬莱館が女性に優しいなと思ったのは、意外にもアメニティが充実していたことです(笑。
トイレに生理用品と汗拭きシート(ボディシート)が用意されていました!
まあ、登山する場合、必要だと思ったら自分で持って行く方が良いと思うのですが、やはり急に必要になる場合もありますからね。。用意してくれている気遣いが嬉しいです。
トイレを使うときは最初に200円必要ですが、宿泊客は最初だけ払えばOK。トイレが綺麗なのもありがたかったです。
蓬莱館の子供に優しいポイント【子供に声掛けしてくれた】
蓬莱館の夕食はカレーと決まっているのですが、子供のカレーは、大人と同じ辛さか甘口か選べるとのことで声をかけてくれました。
家族4人で富士登山にチャレンジしたのですが、下の子(小学3年生)が高山病になってしまいました。
蓬莱館は標高3000mより上に位置しています。登山中は元気だった下の子ですが、蓬莱館についてすぐくらいに、気分が悪いせいかおとなしくなりました。
具合が悪くて夕飯のカレーも食べられない下の子に、スタッフさんが声掛けしてくれました。たぶん受け答えの状況で意識がちゃんとあるかとかをみてくれたんだと思います。下の子のことは心配でしたが、山のプロが近くにいると思うと心細いのが少し緩和されました。
高山病になった下の子と私は登頂を断念して翌朝下山しましたが、下山道まで山小屋のスタッフさんが案内してくれました。下山グループは登頂組からちょっと遅れて朝5時半頃出発です。
まとめ|蓬莱館は良いところしかなかった
普通おすすめを紹介するときは、メリットと共にデメリットも紹介すべきだと思います。
でも蓬莱館については、滞在時間が短かったせいか、今回の宿泊では良いところしか見当たりませんでした(笑。
まあ、私の場合は山小屋に持っていたイメージがちょっと前時代的でしたね。山小屋は寝るだけのところ!快適さを求めてはいけないと思っていました。
でも最近の山小屋は設備も綺麗だしスタッフさんも宿泊客のひとりひとりをちゃんと見てくれる気がしてすごく安心感がありました。
富士山に登頂できませんでしたが、下の子が「また登りたい」と、めげずに意欲的です。蓬莱館さんには今回すごくすごくお世話になりました。来年か再来年また富士登山するときは蓬莱館を利用したいなと思います。