ジブリの青春映画「コクリコ坂から」。
舞台設定が1963年の横浜となっていて、モデルとなった場所や実在するお店なども多数存在します。
その中でも、実在するお店なのですが、登場の仕方がトリッキーなお店がありました。
映画に登場するのに、実際には映画に登場していないんです。
どうゆうこと?状況をまとめてみました!
「コクリコ坂から」に実在するけど、実際には登場していないお店
実在するお店で、映画「コクリコ坂から」に登場するのは、洋食器の
タカラダ
とゆうお店です。
実際の店舗は横浜の元町商店街にあります。明治創業のテーブルウェア専門店で、主に洋食器を取り扱ってらっしゃいます。
こちらのお店、確かにコクリコ坂からの中に存在しているのですが、お店自体は劇中には描かれていません。
じゃあ、どうやって登場してるの?とゆうことになりますが。。
映画の中で、主人公の高校生、海ちゃんが路面電車に乗るシーンがあります。その路面電車の広告に登場しているんです。
おわかりいただけますでしょうか?画面左下、クリーム色の路面電車の側面広告に「宝田」とゆう文字が見えます。
タカラダ元町本店のショーウインドウでも、「コクリコ坂から」に登場したことを紹介していました。
実際の店舗は出さずに、映画の中に存在させるなんて面白い手法だな。。なんて思っていたのですが、理由がありました。
こちらのお店の社長さんは、映画の舞台設定の1963年当時、主人公の海ちゃんや俊君と同じで横浜の高校生だったとゆうことで、映画製作の際は取材に協力されたそうなんです。
そんなご縁があって、映画の中に登場したのでしょう。宮崎吾朗監督の粋な計らいですかね。
こんな感じの裏設定を知ってから映画を観ると、また違った面白さがあるかもしれません。
横浜に遊びに来たら、「コクリコ坂から」の聖地巡礼に元町のタカラダを加えるのも良いかも知れませんね!